ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では132.38円と24時時点(132.70円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。節目の133.00円手前で上値の重さを確認すると、米株価の失速や米10年債利回りの低下などを背景に132.30円台まで押し戻された。なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁やコリンズ米ボストン連銀総裁が相次いで追加利上げの可能性に言及したが、相場への影響は限られた。

 ユーロ円はさえない。2時時点では144.36円と24時時点(144.81円)と比べて45銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均が180ドル超高からマイナス圏まで沈むなか、投資家のリスク志向改善を意識した買い意欲も後退。22時過ぎにつけた145.08円の高値から144.30円台まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは2時時点では1.0905ドルと24時時点(1.0912ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。リスクオンの流れが一服したことに伴い、1.0895ドル付近まで弱含む場面があった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.21円 - 132.97円
ユーロドル:1.0824ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:143.14円 - 145.08円

(岩間)
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