欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下値限定的

 31日の欧州外国為替市場でドル円は下値は限定的。22時時点では133.07円と20時時点(133.35円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。2月米PCEコアデフレーターが前月比・前年比ともに市場予想を下回ったことで米・中長期金利が低下。ドル円もそれに合わせる形で一時132.76円付近まで下押しした。一方、米金利低下が一服すると133.10円台を回復するなど下値の堅さが目立った。

 ユーロドルは下値が堅い。22時時点では1.0887ドルと20時時点(1.0869ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに1.0864ドルまで下げたが、米インフレ指標の発表を受けて買い戻しが入り1.0890ドル台まで切り返した。

 ユーロ円は22時時点では144.88円と20時時点(144.94円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下げたタイミングで144.60円付近まで弱含んだが、下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.59円 - 133.59円
ユーロドル:1.0864ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:144.56円 - 145.67円

(越後)
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