欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上昇

 31日の欧州外国為替市場でドル円は上昇。20時時点では133.35円と17時時点(133.13円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.58%台まで上昇するなど、米金利の動きを受けたドル買いが先行。東京時間に付けた133.51円を抜け、133.59円まで上値を伸ばした。米金利が頭打ち気味となり下押す場面もあったが、米2年債利回りが再び4.168%近辺まで水準を切り上げたことが支えとなり底堅さを維持した。

 ユーロドルは重い動き。20時時点では1.0869ドルと17時時点(1.0885ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇を受けたドル買いが上値を抑え、1.0868ドルまでユーロ売り・ドル買いが進んだ。

 ユーロ円はもみ合い。20時時点では144.94円と、17時時点(144.91円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に伴う円売りが下支えに一時145円台を回復。しかし、ユーロドルの下落幅拡大が戻りを鈍らせた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.59円 - 133.59円
ユーロドル:1.0868ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:144.56円 - 145.67円

(関口)
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