欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 26日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では133.62円と20時時点(133.41円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.38%台に低下した局面では、一時133.27円まで下値を広げたものの、米10年債利回りが3.43%台へ上昇したことで、133.94円まで反発した。

 3月米耐久財受注額は前月比+3.2%と発表され、予想の+0.7%や2月の-1.2%(修正値)を上回った。

 ユーロドルは上昇一服。22時時点では1.1053ドルと20時時点(1.1045ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。1.1063ドルを頭に昨日高値の1.1067ドル手前で上昇が一服するも、1.10ドル半ばで底堅い動き。
 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が「総合インフレ率は低下傾向だが、コアインフレ率は上昇基調」と述べた。

 ユーロ円は22時時点では147.70円と20時時点(147.36円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の反発につられ、一時147.91円まで上値を伸ばした。

 ポンドドルは1.2491ドル、ポンド円は167.00円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.27円 - 133.94円
ユーロドル:1.0968ドル - 1.1063ドル
ユーロ円:146.46円 - 147.91円


(山下)
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