欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 21日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では133.63円と20時時点(133.78円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.51%台まで低下したことで、133.58円まで下値を広げた。

 加ドル円は、2月カナダ小売売上高が前月比-0.2%と発表され、予想の前月比-0.6%を上回ったものの、除く自動車が前月比-0.7%と悪化していたことで、98.78円まで下値を広げた。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0988ドルと20時時点(1.0965ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。独10年債利回りが2.47%台まで上昇したことで、一時1.0994ドルまで上値を伸ばした。しかし、1.0980ドルの本日の大きめのNYカットオプションがあるため、一段高とはなっていない。
 
 ユーロ円は22時時点では146.84円と20時時点(146.69円)と比べて15銭程度のユーロ高準だった。ユーロドルの上昇につれる形で147円前後まで堅調に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.58円 - 134.29円
ユーロドル:1.0938ドル - 1.0994ドル
ユーロ円:146.41円- 147.32円

(山下)
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