欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上値重い

 20日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では134.56円と17時時点(134.60円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが3.58%台まで低下幅を縮めると買いが強まり、一時134.84円付近まで持ち直した。ただ、金利が再び低下すると134.50円台まで押し戻されるなど、米金利に振り回される展開となっている。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0972ドルと17時時点(1.0961ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けて1.0978ドルと本日高値を付けるなど、値幅は狭いながらも強い地合いを見せている。

 ユーロ円は一進一退。20時時点では147.63円と17時時点(147.54円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤に147.30円まで下落したものの、売りが一服すると本日高値手前の147.82円付近まで切り返し、その後は147円台半ばまで伸び悩むなど、147円台で方向感のない動きとなっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:134.39円 - 134.97円
ユーロドル:1.0948ドル - 1.0978ドル
ユーロ円:147.30円- 147.83円


(越後)
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