東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、買い一服

 2日午後の東京外国為替市場でユーロドルは買い一服。17時時点では1.0985ドルと15時時点(1.0983ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。豪準備銀行(RBA)が予想外の利上げで豪金利がアジア時間は上昇したこともあり、欧州入り後は独・英金利が上げ幅を広げて始まった。欧州金利の上昇を受けて、ユーロドルは一時1.1007ドル、ポンドドルは1.2512ドルまで上値を広げた。もっとも、寄り付き時から徐々に上げ幅を縮めたことで、買いは一服となりユーロドルは再び1.09ドル台、ポンドドルは1.24ドル台まで戻した。
 
 ドル円はもみ合い。17時時点では137.60円と15時時点(137.63円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。16時過ぎにはユーロ円の買いで一時137.73円前後まで強含んだが、時間外の米金利が低下していることもあり、日通し高値を前に上値が抑えられた。もっとも、先週末から下押しも限られていることで、戻しも浅く137円半ばでもみ合いが続いている。

 ユーロ円は伸び悩み。17時時点では151.20円と15時時点(151.21円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。欧州金利の上昇に連れて、ユーロ円は151.61円まで上昇し、日通し高値を更新した。しかし、ドル円、ユーロドルともに買いが一服となったことで、高値更新後は151円前半に戻し伸び悩んでいる。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.30円 - 137.77円
ユーロドル:1.0967ドル - 1.1007ドル
ユーロ円:150.74円 - 151.61円


(松井)
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