欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、堅調

 26日の欧州外国為替市場でユーロドルは堅調。20時時点では1.1045ドルと17時時点(1.1019ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。独・仏消費者信頼感指数が予想比で上振れたことなどもあり、金融システム不安から景気の先行き懸念が意識されている米経済との相対的な底堅さを手掛かりにしたユーロ買い・ドル売りが進んだ。一時1.1063ドルまで上値を伸ばし、昨日高値の1.1067ドルに迫る水準まで値を上げた。

 ドル円は売りが一服。20時時点では133.41円と17時時点(133.45円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。対欧州通貨を中心にドル売りが進んだ流れに沿って133.30円まで下落し、昨日安値の133.37円を下抜けた。もっとも、その後は売り一服となり、133円台半ばまで下げ渋った。

 ユーロ円は20時時点では147.36円と17時時点(147.04円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。全般にユーロ買いが進むなか、一時147.62円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.30円 - 133.90円
ユーロドル:1.0968ドル - 1.1063ドル
ユーロ円:146.46円 - 147.62円

(岩間)
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