欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、しっかり

 20日の欧州外国為替市場でユーロドルはしっかり。22時時点では1.0704ドルと20時時点(1.0696ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。クレディ・スイスの買収で合意したUBSの株価は一時16%安まで売りに押されたものの、その後は下げ幅を縮小して持ち直す動きに。欧米株式指数も底堅く推移するなか、リスクオフの動きがさらに巻き戻される格好となり、1.0718ドルまで本日高値を更新した。

 ドル円は買い戻し。22時時点では131.52円と20時時点(131.28円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米2年・10年債利回りがともに上昇に転じたことをながめ、131.60円台までやや値を上げた。

 ユーロ円は22時時点では140.79円と20時時点(140.43円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの上昇、株高などを手掛かりにした円売り・ユーロ買いが進み、140.90円台まで下値を切り上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.54円 - 132.65円
ユーロドル:1.0631ドル - 1.0718ドル
ユーロ円:138.83円 - 141.85円

(岩間)
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