欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 21日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.0781ドルと20時時点(1.0763ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。欧米株価指数の上昇を手掛かりにしたリスクオンの流れが続き、21時前に1.0784ドルまで本日高値を更新。その後は高値圏でのもみ合いとなった。

 カナダドルは買いが一服。対ドル・対円でともに堅調推移となっていたが、2月カナダ消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る結果となったため、公表後は買いの勢いも後退した。米ドルカナダドルは1.3654カナダドルの安値から1.3680カナダドル付近まで下げ渋り。カナダドル円は96.93円の高値から96.50円台まで押し戻された。

 ドル円は伸び悩み。22時時点では132.23円と20時時点(132.20円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。21時過ぎに132.45円まで上昇する場面があったが、昨日高値の132.65円が意識されると買いも一服。132.02円付近まで押し戻される場面も見られた。

 ユーロ円は22時時点では142.56円と20時時点(142.29円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。一時142.79円まで上値を伸ばしたが、その後はドル円と同じくやや上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.04円 - 132.45円
ユーロドル:1.0704ドル - 1.0784ドル
ユーロ円:140.42円 - 142.79円


(岩間)
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