ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値が重い

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では136.45円と24時時点(136.42円)と比べ3銭程度のドル高水準だった。弱い3月米JOLTS求人件数や3月米製造業新規受注、米株を嫌気した米金利低下・ドル安の勢いが一服し、136.70円付近まで戻す場面もあった。米10年債利回りは昨日のレンジを下回る3.42%台、同2年債利回りは3営業日ぶりの水準3.92%台を目先の底に下げ渋り。ダウ平均は、600ドルを超える下落から500ドル安付近まで下落幅を縮小したものの反発力は鈍く、ドル円は136.32円までじり安となった。

 ユーロドルはじり高。2時時点では1.1000ドルと24時時点(1.0979ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。米金利が下げ渋りつつも低位で推移するなか、ドルの軟調地合いが継続。ユーロドルは本日高値圏1.1ドル台を回復した。

 ユーロ円は安値圏で戻り限定的。2時時点では150.14円と24時時点(149.83円)と比べ31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の小反発局面での円安や、ユーロドルの底堅い動きが下支えとなり150.24円前後まで小幅に戻した。しかし、ドル円が再びじり安となると円高方向へ押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.32円 - 137.77円
ユーロドル:1.0942ドル - 1.1007ドル
ユーロ円:149.84円 - 151.61円

(関口)
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