ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、じり安

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり安。24時時点では135.13円と22時時点(135.39円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。日本時間4日3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控える中、円買い・ドル売りがじわりと強まった。24時前には一時135.11円と日通し安値を更新した。市場では「米連邦準備理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの思惑が高まっている」との声が聞かれた。
 なお、4月ADP全米雇用報告や4月米ISM非製造業指数は予想を上回ったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.1052ドルと22時時点(1.1038ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると、一時1.1059ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は小幅安。24時時点では149.38円と22時時点(149.49円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出て一時149.32円と日通し安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.11円 - 136.63円
ユーロドル:1.0999ドル - 1.1059ドル
ユーロ円:149.32円 - 150.39円

(中村)
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