ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、小高い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。4時時点では134.51円と2時時点(134.41円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。NY時間の午後に入って動意は乏しくなったが、米金利の低下幅縮小を受けて134.59円付近までやや買い戻しが入った。

 ユーロドルは小安い。4時時点では1.0918ドルと2時時点(1.0925ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対ユーロでも米金利の低下幅縮小を手掛かりにしたドル買いが入ったが、値動きは限定的で持ち高調整の域を出ていない。
 なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「追加利上げの可能性がある」「将来の利上げ規模はデータと信用状況に依存」などの見解を示した。

 ユーロ円は4時時点では146.87円と2時時点(146.85円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。146.80円台を中心とするレンジ内でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.75円 - 134.84円
ユーロドル:1.0900ドル - 1.0998ドル
ユーロ円:146.13円 - 147.60円

(岩間)
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