ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り鈍い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。2時時点では134.33円と24時時点(134.42円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。米金利の低下とドル売りが一服したことで134.60円付近まで買い戻しが入る場面もあったが、同水準付近で頭の重さを確認すると本日安値圏まで売りに押された。再び米金利が低下したことも相場の重しとなっており、金利動向に振らされる展開が続いている。

 ユーロ円はさえない。2時時点では147.37円と24時時点(147.49円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やダウ平均の下落などにつれた円買い・ユーロ売りが進み、一時147.35円まで本日安値を更新した。

 ユーロドルは2時時点では1.0970ドルと24時時点(1.0972ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。1.0970ドルを挟んだ水準での方向感の乏しい動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.28円 - 135.47円
ユーロドル:1.0942ドル - 1.1007ドル
ユーロ円:147.35円 - 148.67円

(岩間)
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