ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い継続

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買いが継続。2時時点では135.66円と24時時点(135.31円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。良好な米インフレ指標を手掛かりにしたドル買いの流れが継続した。米金利の上昇を支えに上値を伸ばし、一時135.75円まで本日高値を更新した。
 なお、バイデン米大統領は米連邦準備理事会(FRB)の副議長にジェファーソン理事を指名することを発表。同時に世界銀行理事のクーグラー氏をFRB理事に指名、クック氏をFRB理事に再指名するとした。

 ユーロドルはさえない。2時時点では1.0851ドルと24時時点(1.0862ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。全般にドル買いが強まった流れに沿って、4月10日以来の安値となる1.0849ドルまで下押しした。

 ユーロ円は2時時点では147.21円と24時時点(146.98円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて147.30円付近まで買いが入ったが、同時にユーロドルが下落した影響で上値も抑えられた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.40円 - 135.75円
ユーロドル:1.0849ドル - 1.0935ドル
ユーロ円:146.67円 - 147.47円

(岩間)
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