東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値抑えられる

 15日の東京外国為替市場でドル円は上値抑えられる。10時時点では135.87円とニューヨーク市場の終値(135.70円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.47%台まで上昇したことや、5・10日(ゴトー日)ということもあり東京仲値にかけてのドル買い期待で、9時半頃には今月3日以来となる136.03円まで強含んだ。東京仲値にかけてはややドル買いが強まったが136.03円には届かず、仲値の値決め後はすぐに上値が抑えられた。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0853ドルとニューヨーク市場の終値(1.0849ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇でユーロドルも小幅にドル買い・ユーロ売りに傾く場面もあったが値動きは限られ、1.08ドル半ばで小動き。
 なお、トルコリラは対ドルで19リラ半ば近辺の気配値から動きが鈍い。選挙結果について動意づくのは欧州勢参入以後か。

 ユーロ円は小高い。10時時点では147.46円とニューヨーク市場の終値(147.24円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が240円超上昇したこともあり、ドル円の上昇に連れて147.59円までじり高になったが、ドル円の上値が抑えられると上げ幅を縮めた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.59円 - 136.03円
ユーロドル:1.0846ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:147.21円 - 147.59円


(松井)
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