東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上昇一服

 15日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。17時時点では135.96円と15時時点(136.18円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。ドルが対資源国通貨を中心に弱含むと、対円でも上昇が一服。利益確定売りにも押され、136.26円を頭に一時135.84円前後まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.0874ドルと15時時点(1.0867ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。豪ドル/ドルが0.6693ドル、ドル加ドルは1.3507加ドルまで資源国通貨高・ドル安が進んだことにつれ、1.0877ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は下値が堅い。17時時点では147.84円と15時時点(147.98円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が水準を落とすとともに一時147.60円付近まで売り戻された。もっともリスクオンの流れは継続され、一巡後は147.90円前後まで持ち直している。

 なおトルコリラ円は対円では6.91円前後でもみ合いだが、対ドルでは19.66リラ台までリラ安が進行。トルコ大統領選では、当選に必要な50%の得票率には届いていないもののエルドアン大統領が優勢。非正統的な金融政策が継続されるとの思惑からリラ売りが強まった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.59円 - 136.26円
ユーロドル:1.0846ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:147.21円 - 148.08円


(小針)
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