ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では136.13円と22時時点(135.89円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲31.8と予想の▲2.5を大幅に下回ったことが伝わると一時135.71円付近まで売られたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値135.59円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米利上げ停止観測が後退する中、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て136.20円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0865ドルと22時時点(1.0879ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米経済指標の下振れを受けて一時1.0891ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると1.0864ドル付近まで押し戻された。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では147.91円と22時時点(147.83円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時147.62円付近まで売られたものの、すぐに持ち直した。ドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.59円 - 136.32円
ユーロドル:1.0846ドル - 1.0891ドル
ユーロ円:147.21円 - 148.18円

(中村)
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