株式明日の戦略-高値引けで8日続伸、買い方優位の地合いが続く
22日の日経平均は大幅に8日続伸。終値は278円高の31086円。米国株安を受けて売りが先行し、すぐに下げ幅を3桁に広げた。しかし、30600円台に入ったところで強い買いが入り、一気に値を戻してプラス転換。前場では戻した後は前営業日の終値近辺で小動きが続いた。一方、後場はプラス圏が定着すると、買いに勢いがつく展開。半導体株を中心に主力大型株の動きが良くなり、31000円台に乗せて上げ幅を200円超に広げた。14時以降は上昇ペースが鈍ったものの、終盤にもうひと伸びがあり、高値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆円。業種別では保険、空運、陸運などが上昇している一方、銀行、その他金融、精密機器などが下落した。1:4の株式分割を発表したアドバンテスト<6857.T>が大幅上昇。半面、今期の減益・減配計画が嫌気されたTYK(東京窯業)<5363.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1242/値下がり539。レーザーテックやディスコなど半導体株が大幅上昇。三菱重工や川崎重工など防衛関連に強い動きが見られた。決算や株主還元強化が評価された東京海上やMS&ADが上場来高値を更新。提供サービスの値上げを発表したマークラインズが急伸した。Abalanceが連日のストップ高となり、節目の1万円を大きく上回った。
一方、三菱UFJ、トヨタ、ルネサス、リクルートなどが下落。SOMPOは業績関連のリリースを受けて上昇して始まったものの、買いが続かず下げに転じた。決算が失望を誘った日本タングステンが大幅安。東映アニメが5%を超える下落となったほか、スクエニ、コーエーテクモなどが売られており、コンテンツ、ゲーム関連が弱かった。
日経平均は大幅高。米国株安を受けて下げて始まったものの、押し目では買いが入り、終わってみれば200円を超える上昇となった。9時01分にきょうの安値をつけて、大引けがきょうの高値。上昇が続いている中での下げは初押しとなることから、弱めに始まったとしても警戒感はさほど高まらない。今は米国株安は日本株の売り材料とはなりづらく、売り方には分が悪い流れが続く。日経平均が大きく崩れるとすれば、(1)米国株が債務上限問題以外の理由で大幅安となる、(2)急激な円高が発生する、(3)逆に米国株が大幅高となるなど強烈な追い風が吹いた日に、ギャップアップスタートとなりながらも失速して実体の長い陰線を形成する―といった展開が想定される。言い換えれば、そういった動きが出てこないうちは上昇基調が続く可能性が高い。
東証プライムの売買代金は概算で3兆円。業種別では保険、空運、陸運などが上昇している一方、銀行、その他金融、精密機器などが下落した。1:4の株式分割を発表したアドバンテスト<6857.T>が大幅上昇。半面、今期の減益・減配計画が嫌気されたTYK(東京窯業)<5363.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1242/値下がり539。レーザーテックやディスコなど半導体株が大幅上昇。三菱重工や川崎重工など防衛関連に強い動きが見られた。決算や株主還元強化が評価された東京海上やMS&ADが上場来高値を更新。提供サービスの値上げを発表したマークラインズが急伸した。Abalanceが連日のストップ高となり、節目の1万円を大きく上回った。
一方、三菱UFJ、トヨタ、ルネサス、リクルートなどが下落。SOMPOは業績関連のリリースを受けて上昇して始まったものの、買いが続かず下げに転じた。決算が失望を誘った日本タングステンが大幅安。東映アニメが5%を超える下落となったほか、スクエニ、コーエーテクモなどが売られており、コンテンツ、ゲーム関連が弱かった。
日経平均は大幅高。米国株安を受けて下げて始まったものの、押し目では買いが入り、終わってみれば200円を超える上昇となった。9時01分にきょうの安値をつけて、大引けがきょうの高値。上昇が続いている中での下げは初押しとなることから、弱めに始まったとしても警戒感はさほど高まらない。今は米国株安は日本株の売り材料とはなりづらく、売り方には分が悪い流れが続く。日経平均が大きく崩れるとすれば、(1)米国株が債務上限問題以外の理由で大幅安となる、(2)急激な円高が発生する、(3)逆に米国株が大幅高となるなど強烈な追い風が吹いた日に、ギャップアップスタートとなりながらも失速して実体の長い陰線を形成する―といった展開が想定される。言い換えれば、そういった動きが出てこないうちは上昇基調が続く可能性が高い。