予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
19日
(時間は日本時間)
国内
− | 日銀金融政策決定会合(1日目) |
海外
07:45 | ☆ | 4-6月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP、予想:前期比▲0.4%/前年比▲0.5%) |
10:30 | ◎ | 8月豪雇用統計(予想:失業率4.2%/新規雇用者数2.50万人) |
16:15 | ◎ | クノット・オランダ中銀総裁、講演 |
17:00 | ◇ | 7月ユーロ圏経常収支(季節調整済) |
17:00 | ◎ | ノルウェー中銀、政策金利発表(予想:4.50%で据え置き) |
18:00 | ◎ | シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演 |
18:00 | ◎ | パネッタ伊中銀総裁、講演 |
20:00 | ◎ | トルコ中銀、政策金利発表(予想:50.00%で据え置き) |
20:00 | ☆ | 英中銀(BOE)、政策金利発表(予想:5.00%で据え置き) |
20:00 | ☆ | 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 |
20:30 | ◎ | ナーゲル独連銀総裁、講演 |
21:30 | ◎ | 4-6月期米経常収支(予想:2600億ドルの赤字) |
21:30 | ◎ | 9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:▲1.0) |
21:30 | ◎ | 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:23.0万件/185.4万人) |
23:00 | ◎ | 8月米景気先行指標総合指数(予想:前月比▲0.3%) |
23:00 | ◎ | 8月米中古住宅販売件数(予想:前月比▲1.3%/年率換算390万件) |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
ドル円
レジスタンス2 | 144.49(日足一目均衡表・基準線) |
---|---|
レジスタンス1 | 143.80(9/9高値) |
前日終値 | 142.29 |
サポート1 | 140.92(ピポット・サポート1) |
サポート2 | 140.32(9/17安値) |
ユーロドル
レジスタンス2 | 1.1276(2023/7/18高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 1.1202(8/26高値) |
前日終値 | 1.1119 |
サポート1 | 1.1076(日足一目均衡表・基準線) |
サポート2 | 1.0950(8/15安値) |
本日のアジア外国為替市場のドル円は、東京市場が休場のため動きづらい展開の中、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅への思惑や19-20日の日銀金融政策決定会合への警戒感などから上値が重い展開が予想される。
ドル円は年初来安値140.29円まで下落して、昨年12月28日の安値140.25円に迫り、7月3日の高値161.95円までの短期的な上昇トレンドの全値押しを達成している。
上昇トレンドの起点だった127.23円(2023/1/16)から161.95円までの上昇幅のフィボナッチ・リトレースメント61.8%押しである140.49円に到達して、下降三角形を形成しつつあり、140円を割り込めば、127.23円までの中期的な上昇トレンドの全値押しの可能性が高まることで警戒しておきたい。
17-18日のFOMCに関しては、パウエルFRB議長のスポークスマン的な存在であるウォールストリート・ジャーナル紙のFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者が0.50%の利下げの可能性を示唆したことで、警戒感が高まりつつある。
また、英紙フィナンシャルタイムズも、0.50%の利下げが実施される選択肢はなお残っていると報じ、ダドリー前米NY連銀総裁も0.50%の利下げを実施する強い論拠があるとの認識を示した。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、0.25%の利下げ確率は55%程度、0.50%の利下げ確率は45%程度とほぼ拮抗している。また、11月のFOMCでは、0.50%の利下げ確率(※FF金利4.50-75%)が高まり、12月FOMCでも0.50%の利下げ確率(※FF金利4.00-25%)が高くなっており、ドル売りの背景となっている。
19-20日の日銀金融政策決定会合では、27日開票の自民党総裁選を控えていることで、現状維持が予想されているものの、植田日銀総裁のタカ派的な見解には警戒しておきたい。