東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上値が抑えられる

 19日の東京外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。8時時点では142.11円とニューヨーク市場の終値(142.29円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。昨日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見後は、ドル円の反発が大きかった。その反動もありドル円の上値は抑えられ、早朝は141.89円まで下押した。しかし、更に下値を探るような相場展開には持ち込めず142円台まで戻し本邦勢の本格参入を待っている状態。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.1121ドルとニューヨーク市場の終値(1.1119ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円が売られたことと、オセアニア通貨がやや小高く推移していることで、ユーロドルも下値が支えられているが値幅は限られている。

 ユーロ円はもみ合い。8時時点では158.05円とニューヨーク市場の終値(158.20円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円に連れる展開になり157.78円まで下押すが、すぐに158円台まで戻しもみ合い。日米株価指数先物は堅調な動きを見せているが、市場の反応はこれまでは限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.89円 - 142.31円
ユーロドル:1.1112ドル - 1.1124ドル
ユーロ円:157.78円 - 158.20円


(松井)
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