欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 25日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では139.59円と17時時点(139.39円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。一時前日終値より低下していた時間外の米10年債利回りが3.76%台まで再び上昇すると、ドル円は下げ渋り139円半ばでもみ合い。

 ユーロドルは売り一服。20時時点では1.0722ドルと17時時点(1.0721ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ドイツがリセッション入りしたことや、欧州株安を嫌気しユーロドルは欧州序盤こそは売りが優勢だったが、欧州株の下げ幅が縮小していることで売りは一服となっている。
 
 ユーロ円は買い戻し。20時時点では149.68円と17時時点(149.44円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。欧州株の下げ幅が縮小したことで、早朝に付けた149.30円の安値を割り込めず149.78円前後まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.83円 - 139.70円
ユーロドル:1.0714ドル - 1.0757ドル
ユーロ円:149.30円 - 150.04円

(松井)
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