欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 26日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では139.71円と17時時点(139.53円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは3.77%台まで低下したが、ドル円の反応は鈍く下げ渋り139円後半で推移。NY時間午前に、市場の注目度が高い4月の米PCEが発表されることで手控え状態になっている。

 ユーロドルは小幅高。20時時点では1.0744ドルと17時時点(1.0740ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。値動きは限られているが、オセアニア通貨やポンドが堅調なことで、20時前には1.0747ドルまで連れ高となり、日通し高値を小幅に更新した
 なお、豪ドル/ドルは0.6538ドル、NZドル/ドルは0.6092ドル、ポンドドルは1.2381ドルまでじり高。
 
 ユーロ円は堅調。20時時点では150.11円と17時時点(149.86円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下げ渋り、欧州通貨やオセアニア通貨は底堅い動きを見せていることでユーロ円は150.18円前後まで上昇し、堅調に推移している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.50円 - 140.11円
ユーロドル:1.0719ドル - 1.0747ドル
ユーロ円:149.80円 - 150.30円

(松井)
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