欧州マーケットダイジェスト・29日 株上値重い・ユーロ安

(29日終値:30日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=140.37円(29日15時時点比△0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=150.36円(▲0.30円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0711ドル(▲0.0025ドル)
FTSE100種総合株価指数:休場
ドイツ株式指数(DAX):15952.73(▲31.24)
10年物英国債利回り:休場
10年物独国債利回り:2.434%(▲0.104%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは上値が重い。アジア時間は一時1.0744ドルまで上昇するなど底堅い動きを見せていたが、欧州タイムに入り独長期金利が大幅に低下すると一転して売りが優勢となった。ユーロポンドやユーロスイスフランなどユーロクロスの下落につれた面もあり、一時1.0706ドルまで下落。先週末安値の1.0702ドルを前に下げ止まったものの、反発力は弱かった。

・ドル円は下げ渋り。東京市場からの売りの流れが継続する形で欧州時間も弱含みで始まった。足元の相場上昇に対する持ち高調整の動きも重なって一時140.12円まで下押しした。もっとも、本日はNY市場がメモリアルデーで休場とあって一段安ともならず、一巡後は140.30円台まで持ち直した。

・ユーロ円は弱含み。独金利低下をきっかけにユーロドルの下落につれる形で欧州序盤から売りが強まった。一時150.10円まで下値を広げたが、ドル円が下げ渋るとつれる形で150.30円台までやや下げ渋った。

・ロンドン株式相場はスプリング・バンク・ホリデーのため休場。

・フランクフルト株式相場は反落。米債務上限交渉の原則合意を好感して買いが先行したが、一巡すると持ち高調整の売りが優勢となり、下げに転じた。個別では、ザルトリウス(1.13%高)が上昇した半面、コンチネンタル(2.06%安)やザランド(0.95%安)が安かった。

・欧州債券相場は上昇。なお、英債券相場はスプリング・バンク・ホリデーのため休場。


(越後)
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