欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、不安定な動き

 31日の欧州外国為替市場でドル円は不安定な値動き。22時時点では139.80円と20時時点(139.98円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。20時前に140.06円まで本日高値を更新したものの、21時過ぎには139.50円台まで失速。米2年債利回りの低下やダウ先物の下落などが重しとなり、売りに押された。その後は再び139.80円台まで下げ渋るなど、株価や金利動向をにらみながら上下する不安定な動きとなった。

 ユーロドルは小高い。22時時点では1.0681ドルと20時時点(1.0676ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に下値の堅さを確認すると、NY勢の参入後もやや買い戻しが入り、1.0680ドル台まで下値を切り上げた。なお、5月独消費者物価指数(CPI)速報値は予想を下回る結果となったが、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は22時時点では149.32円と20時時点(149.45円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。149円台前半で上下する一進一退の動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.32円 - 140.06円
ユーロドル:1.0659ドル - 1.0736ドル
ユーロ円:148.86円 - 150.12円

(岩間)
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