ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、売り一服

【訂正:一部内容を訂正します】

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り一服。2時時点では139.71円と24時時点(139.66円)と比べて5銭程度のドル高水準。市場予想を下回る米経済指標の結果を受けて139.25円まで下押しし、先週末の雇用統計後の上げ幅をほぼすべて吐き出した。しかしながら、米10年債利回りが3.65%台を底に下げ渋るとドル円の売りも一服となり、139.78円前後まで戻している。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0711ドルと24時時点(1.0710ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米経済指標発表後のドル売りと、欧州中央銀行(ECB)要人のタカ派発言がユーロドルの支えとなり底堅い動きを見せている。
 なお、トルコリラは対ドルで過去最安値となる21.26リラ台まで、対円では6.51円までリラ安が進んだ。期待度の高かったシムシェキ元副首相も財務相に就任したが、市場はすでに織り込んでいたこともありリラ売りが優勢のまま。

 ユーロ円も小高い。2時時点では149.65円と24時時点(149.58円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。ドル円の売りが一服し、ユーロドルが底堅い動きを見せていることもありユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.25円 - 140.45円
ユーロドル:1.0675ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:149.23円 - 150.20円


(松井)
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