ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り鈍い

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。2時時点では141.27円と24時時点(141.34円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米金利の低下を背景にした売りが進み、24時過ぎに141.25円まで下押し。いったんは141円台半ばまで切り返したが戻りは鈍く、一巡後は141.24円まで再び安値を更新した。

 ユーロドルは買い戻し。2時時点では1.0915ドルと24時時点(1.0901ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下に伴うドル売りの流れに沿って買い戻しが入った。24時前につけた安値1.0893ドルから1.0910ドル台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は2時時点では154.20円と24時時点(154.08円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。株価の下げ渋りにつれてリスク回避の動きも一服したほか、全般にドル絡みの取引が中心となったこともあり、154円台前半でやや方向感が乏しくなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.24円 - 142.25円
ユーロドル:1.0893ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:154.05円 - 155.38円

(岩間)
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