22日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)

22日10:43 野口日銀審議委員
「政策指針変更は、緩和を粘り強く継続する強いコミットメント」
「いま最も重要なのは、金融緩和の継続通じてようやく芽生えつつある賃上げのモメンタムをトレンドとして定着させること」
「市場機能保全の金利変動幅の拡大は、緩和効果の低下で経済回復を遅らせる」
「イールドカーブの形状は、総じてスムーズ」
「当面は物価・賃金を巡るノルムが変わりつつあるのか否か、慎重に見極めていく必要」
「生鮮食品除く消費者物価の前年比、今年度半ばにかけて2%下回っていく」
「長期金利の変動幅、金融緩和効果と市場機能のトレードオフをどう判断するかも踏まえて考える必要」
「緩和継続を通じて、賃上げに向けたモメンタムを強固にする」

22日16:34 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明
「政策金利をさらに引き上げる必要があることは否定できない」
「必要に応じて外国為替市場にも積極的に関与する意向を維持」
「中期的には、インフレはより緩やかな水準に戻ると思われる」
「主なリスクは、海外経済の減速がより顕著になること」
「不動産市場の脆弱性は続いている」

22日17:07 ノルウェー中銀(ノルゲバンク)声明
「政策金利が8月にさらに引き上げられる可能性が高いことを示唆」
「インフレ率は3月報告書の予想より大幅に上昇している」
「賃金の上昇とクローネ安がインフレ率を押し上げるだろう」
「今後の金利の行方は経済情勢に左右される」
「クローネが想定よりも弱くなったり、経済への圧力が持続したりした場合、インフレ率を目標値まで引き下げるためには、予想よりも高い政策金利が必要になるかもしれない」
「秋の間に政策金利が4.25%に引き上げられることを示している」

22日17:28 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「追加の引き締めが必要となる可能性が最も高い」

22日17:57 バーチェ・ノルウェー中銀(ノルゲバンク)総裁
「これまでの予想よりもクローネは幾分下落すると予想」
「クローネ買い介入は金融政策の手段ではない」

22日19:57 スナク英首相・報道官
「高インフレで高成長は出来ない、インフレを引き下げるのが重要」
「イングランド銀行(英中銀・BOE)が行っていることを引き続き支えることが重要」
「ベイリーBOE総裁は引き続き首相から支持されている」

22日20:02 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「MPCのメンバー7人は0.50%の利上げを支持、残り2人は据え置きを支持」
「インフレが持続すれば、さらなる金融引き締めが必要とのガイダンスを維持」
「これまでの大幅な利上げの影響を注意深く監視し続ける」
「インフレ率は年内にさらに大幅に低下すると予想される」

※時間は日本時間


(中村)
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