ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では143.56円と22時時点(143.11円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。一時は3.67%台まで低下した米10年債利回りが3.73%台まで低下幅を縮めるとドル円にも買い戻しが入った。24時前には143.71円付近まで上昇し、アジア時間に付けた日通し高値143.73円に迫った。

 ユーロ円も下値が堅い。24時時点では156.59円と22時時点(156.23円)と比べて36銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しにつれた円売り・ユーロ買いが出て156.71円付近まで値を戻した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0908ドルと22時時点(1.0917ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分前に1.0920ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が低下幅を縮めると徐々に上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.94円 - 143.73円
ユーロドル:1.0888ドル - 1.0920ドル
ユーロ円:155.75円 - 156.74円


(中村)
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