27日香港株=米株安を受けて軟調か、中国の景気対策などに期待
27日の香港市場は軟調か。26日のNY株式相場は主要3指数がそろって続落。上半期末を控え、年初から大きく上昇したハイテク・グロース株を中心に利益確定売りが強まった。利上げ長期化の可能性が意識される中、週末に米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する5月個人消費支出 (PCE) 価格指数の発表を控えていることや、ロシア情勢を巡る先行き不透明感も投資家が積極的な取引を控える一因となった。
一方、中国政府による景気対策への期待は根強いほか、ハンセン指数は心理的節目の19000ポイントを割り込み、今月1日以来の安値圏とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが期待される。ただ、人民元安が進めば中国からの資金流出への警戒感が強まるほか、30日には中国で6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される予定で、様子見ムードが広がる可能性もある。
一方、中国政府による景気対策への期待は根強いほか、ハンセン指数は心理的節目の19000ポイントを割り込み、今月1日以来の安値圏とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが期待される。ただ、人民元安が進めば中国からの資金流出への警戒感が強まるほか、30日には中国で6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される予定で、様子見ムードが広がる可能性もある。