NY為替見通し=米休場で売買仕掛ける動機高まりにくい、流動性が低いなかの取引に注意

 NYタイムは米独立記念日の休場で取引の薄い状態となる。今週末に注目イベントの米雇用統計の発表を控えていることも様子見姿勢を誘いやすい要因となる。

 売買を仕掛ける動機が高まりにくく、ドル円は144円台の限られたレンジの振幅に終始しそうだ。ただ、流動性が乏しいなかである程度まとまったフローが入ってくると思わぬ振れに見舞われそう。巻き込まれて安値を売り込んだり、高値を掴んだりするリスクに注意したい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは6月30日高値145.07円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、日足一目均衡表・転換線143.34円。

(関口)
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