NY為替見通し=FOMC議事要旨がタカ派な内容を印象づける結果となるか注視
NYタイムは米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月13-14日分)公表が予定されている。市場はまだ米金融政策に関するタカ派な部分を織り込み切っていない感がある。議事要旨がタカ派な内容を印象づける結果となれば米金利上昇・ドル高で反応することが想定できる。
一方で米株式市場の取引スタート以降は、米金利が上昇した場合に株価の重しになる可能性も考慮しておきたい。株安によりクロス円を含めて円相場がリスク回避の円買いを強める展開に留意したい。ドル円は143.90円へ上昇した日足一目均衡表・転換線付近が強弱を判断する上での攻防の分岐点となりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、本日NYカットのオプションが観測される145.25円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、143.39円前後で下支えとなりそうな4週移動平均線付近。
(関口)
一方で米株式市場の取引スタート以降は、米金利が上昇した場合に株価の重しになる可能性も考慮しておきたい。株安によりクロス円を含めて円相場がリスク回避の円買いを強める展開に留意したい。ドル円は143.90円へ上昇した日足一目均衡表・転換線付近が強弱を判断する上での攻防の分岐点となりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、本日NYカットのオプションが観測される145.25円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、143.39円前後で下支えとなりそうな4週移動平均線付近。
(関口)