ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では144.46円と22時時点(144.39円)と比べて7銭程度のドル高水準となった。欧米株相場や日経平均先物の下落を手掛かりに円買い・ドル売りが先行。前日の安値144.21円を下抜けて一時144.08円まで値を下げた。ただ、3日の安値143.99円がサポートとして意識されると買い戻しが入り、144.50円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0873ドルと22時時点(1.0894ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇などが相場の重しとなり、一時1.0867ドルと日本時間夕刻に付けた日通し安値に面合わせした。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では157.07円と22時時点(157.31円)と比べて24銭程度のユーロ安水準。株価の下落やユーロドルの失速が相場の重しとなり、一時156.88円付近まで値を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.08円 - 144.73円
ユーロドル:1.0867ドル - 1.0908ドル
ユーロ円:156.79円 - 157.72円


(中村)
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