ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では142.22円と22時時点(143.26円)と比べて1円04銭程度のドル安水準となった。6月米雇用統計発表直後は売買が交錯したものの、一時は4.0898%前後と昨年11月10日以来約8カ月ぶりの高水準を記録した米10年債利回りが低下に転じると全般ドル売りが優勢に。24時前には一時142.11円と6月22日以来の安値を付けた。

 ユーロドルは底堅い。24時時点では1.0949ドルと22時時点(1.0911ドル)と比べて0.0038ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低下に転じると全般ドル売りが優勢となり、一時1.0954ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では155.72円と22時時点(156.31円)と比べて59銭程度のユーロ安水準。22時過ぎに一時156.36円付近まで上げたものの、ドル円の下落につれた売りが出ると一時155.39円と6月23日以来の安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.11円 - 144.20円
ユーロドル:1.0867ドル - 1.0954ドル
ユーロ円:155.39円 - 156.93円


(中村)
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