ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では141.16円と22時時点(140.98円)と比べて18銭程度のドル高水準となった。7月の米サービス部門・総合PMI速報値が予想を下回ったことを受けて一時140.76円と日通し安値を付けたものの、製造業PMI速報値が予想を上回ったことで下押しは限定的となった。米10年債利回りが低下幅を縮めたことも相場を下支えした。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.1079ドルと22時時点(1.1088ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米指標発表後に一時1.1104ドル付近まで下げ渋ったものの、低調なユーロ圏PMI速報値を受けて欧州の景気悪化懸念が高まる中、戻りは鈍かった。

 ユーロ円は24時時点では156.39円と22時時点(156.32円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。22時30分前に一時156.24円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はやや下げ幅を縮めた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.76円 - 141.81円
ユーロドル:1.1066ドル - 1.1147ドル
ユーロ円:156.24円 - 157.81円

(中村)
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