ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では141.67円と24時時点(141.75円)と比べて8銭程度のドル安水準。値動きは限られているが、141円後半で底堅い動きが続いている。日本時間夕刻に「日銀は現時点でYCC修正の必要性は乏しいと見ている」との報道以来、下押しは限られている。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.1123ドルと24時時点(1.1113ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。上値が重く日通し安値に近い水準での取引。もっとも、1.1100ドルには、来週の欧州中央銀行(ECB)理事会に期限を迎える大きめのオプションがあることで、同水準近辺では買いが出やすいとの声もあった。
 
 ユーロ円は値動き鈍い。2時時点では157.58円と24時時点(157.53円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。ドル相場となっていることで、ユーロ円の値動きは鈍く157円半ばでもみ合い。米株式市場はナスダック総合がマイナス圏に入るなど、オープン後の買いの勢いは徐々に削がれているが、ユーロ円の反応は限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.75円 - 141.96円
ユーロドル:1.1108ドル - 1.1145ドル
ユーロ円:155.59円 - 158.05円

(松井)
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