ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下げ渋り

 25日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1044ドルと22時時点(1.1048ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。7月米消費者信頼感指数が117.0と予想の111.8を上回ったこともユーロ売り・ドル買いを促し、一時1.1021ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけてはドル売りが出たため、下げ渋った。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では155.88円と22時時点(156.04円)と比べて16銭程度のユーロ安水準。欧州景気不安が台頭する中、ユーロドルの下落につれた円買い・ユーロ売りが優勢となり一時155.62円と日通し安値を付けた。

 ドル円は小安い。24時時点では141.14円と22時時点(141.23円)と比べて9銭程度のドル安水準となった。ユーロ円などクロス円の下落につれた円買い・ドル売りが先行。米経済指標の上振れで下げ渋る場面もあったが、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りが出ると一時141.02円と日通し安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.02円 - 141.73円
ユーロドル:1.1021ドル - 1.1087ドル
ユーロ円:155.62円 - 156.89円


(中村)
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