欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 3日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では142.70円と20時時点(142.92円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。4-6月期米単位労働コスト・速報値や前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことを受けて売りが強まり、一時142.51円と本日安値を付けた。もっとも、一段と売りを進める材料には乏しく、米10年債利回りが高水準を維持していることもあり下値は限られた。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0937ドルと20時時点(1.0933ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米指標発表後にドル売りが強まった場面では1.0956ドルまで上昇したが、米金利上昇が重しとなるなど買いは続かなかった。

 ユーロ円は22時時点では156.08円と20時時点(156.26円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が安値を付けたタイミングで155.93円まで下げた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.51円 - 143.89円
ユーロドル:1.0912ドル - 1.0956ドル
ユーロ円:155.93円 - 157.23円


(越後)
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