欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 2日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では142.73円と17時時点(142.63円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。日欧米株価指数が大きく下落したことを背景に欧州序盤から売りが優勢となり、18時前には一時142.24円まで下値を広げた。ただ、昨日安値の142.21円が目先のサポートとして意識されると、株価の下げ幅縮小とともに142.70円台までショートカバーが入った。

 ユーロ円も下げ渋り。20時時点では156.70円と17時時点(156.76円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。株安を手掛かりとした売りは156.26円にとどまり、その後は株価の下げ渋りにつれる形で156.70円台まで切り返した。

 ユーロドルは20時時点では1.0979ドルと17時時点(1.0990ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。値動きは鈍いながらも独長期金利の低下などを受けて上値が重く、一時1.0968ドルまで下押しした。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.24円 - 143.36円
ユーロドル:1.0968ドル - 1.1020ドル
ユーロ円:156.26円 - 157.50円


(越後)
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