欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 2日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では143.18円と20時時点(142.73円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。7月ADP全米雇用報告が+32.4万人と市場予想の+18.9万人を上回ったことが伝わると米10年債利回りの上昇とともに買いが強まり、22時過ぎには143.20円台まで値を上げた。なお、10年債利回りは一時4.07%台と7月10日以来の高水準を付けた。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0959ドルと20時時点(1.0979ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米雇用指標を受けて米金利が上昇すると売りが強まり、一時1.0957ドルまで下げ、昨日安値の1.0952ドルに接近した。

 ユーロ円は22時時点では156.92円と20時時点(156.70円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつれる形で一時157円台を回復した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.24円 - 143.36円
ユーロドル:1.0957ドル - 1.1020ドル
ユーロ円:156.26円 - 157.50円


(越後)
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