ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では142.35円と22時時点(142.01円)と比べて34銭程度のドル高水準となった。23時前に一時141.80円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値141.52円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。24時過ぎには142.39円付近まで持ち直した。米長期金利の動向につれた面もあった。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.1001ドルと22時時点(1.0995ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。新規材料難で動意が薄かった。市場では「10日の7月米消費者物価指数(CPI)や11日の7月米卸売物価指数(PPI)など、注目度の高い米経済指標の発表を控えて様子見ムードが広がっている」との声が聞かれた。

 ユーロ円は堅調。24時時点では156.60円と22時時点(156.14円)と比べて46銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しにつれた買いが入ったほか、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て一時156.65円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.52円 - 142.45円
ユーロドル:1.0965ドル - 1.1019ドル
ユーロ円:155.81円 - 156.65円

(中村)
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