ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、6/30以来高値

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は高値更新。2時時点では144.93円と24時時点(144.73円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.15%台と、予想を上回る米卸売物価指数(PPI)発表後につけた本日のレンジ上限に並ぶ水準へ再び上昇。ドル円はアジアタイムにつけた144.90円を上回り、6月30日以来の水準144.97円まで上昇した。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0946ドルと24時時点(1.0972ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の持ち直しを受け8日以来、3日ぶりの水準1.0946ドルまでユーロ安・ドル高となった。

 ユーロ円も重い動き。2時時点では158.64円と24時時点(158.80円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇とユーロドルの重さに挟まれ158.80円前後で振幅後、次第にユーロドルが下値を探る動きに引っ張れ気味となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.42円 - 144.97円
ユーロドル:1.0946ドル - 1.1005ドル
ユーロ円:158.57円 - 159.22円

(関口)
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