ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、一段高

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一段高。4時時点では144.72円と2時時点(144.45円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りはいったん上昇が停滞しかけた4.03%付近を上抜け。昨日のレンジ上限4.042%も上抜け一時4.09%と、週初7日以来の4.1%台回復をうかがう上伸となった。ドル高・円安が144.73円まで進んだ。

 ユーロドルは軟調。4時時点では1.0990ドルと2時時点(1.1013ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇が重しとなり、1.0976ドル前後まで下押した。

 ユーロ円は伸び悩む。4時時点では159.06円と2時時点(159.08円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。対ドルでのユーロ安が重し。ドル円上昇にともなう円安は一定の支えとなったものの一時158.77円前後まで水準を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.30円 - 144.73円
ユーロドル:1.0967ドル - 1.1065ドル
ユーロ円:157.66円 - 159.21円

(関口)
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