ロンドン為替見通し=8月仏独欧英の製造業・サービス業PMI速報値に要注目か
本日のロンドン為替市場のユーロドルは、明日からのジャクソンホール会合を控えて動きづらい展開が予想される中、8月仏独欧の製造業・サービス業PMI速報値を見極めることになる。ポンドドルも、8月英製造業・サービス業PMI速報値を見極める展開となる。
ユーロ圏は、欧州中央銀行(ECB)の利上げにより、年末に向けてリセッション(景気後退)に陥る可能性が警戒されており、8月仏独欧の製造業・サービス業PMI速報値では、ネガティブサプライズに警戒しておきたい。特に、すでにリセッションに陥っているドイツのPMI速報値には要注目か。8月独製造業PMI速報値の予想は38.7、サービス部門PMI速報値の予想は51.5となっている。
ユーロドルのテクニカル分析では、1.1276ドルを頭とするヘッド・アンド・ショルダーの右肩を形成しつつあり、日足一目均衡表・雲の下限を下抜けて、攻防の分岐点でもある200日移動平均線1.0799ドルに迫っている。
8月仏独欧の製造業・サービス業PMI速報値がネガティブサプライズだった場合、200日移動平均線割れの可能性に警戒しておきたい。
8月英製造業PMI速報値の予想は45.0、サービス部門PMI速報値の予想は51.0となっている。先週発表された7月の英国小売売上高が予想を下回っていたことで、本日のPMI速報値も、金利上昇を受けたネガティブサプライズに警戒しておきたい。
南アフリカの7月の消費者物価指数(CPI)は前年比+5.0%と予想されており、6月の同比+5.4%からの低下が見込まれている。予想を下回った場合は、米・南アの金利差拡大からランド売りに繋がることで要警戒か。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0919ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:159.49円(8/22高値)
・ポンドドル:1.2831ドル(日足一目均衡表・基準線)
・ポンド円:186.77円(8/22高値)
・ZAR円:7.80円(8/22高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0799ドル(200日移動平均線)
・ユーロ円:157.66円(8/18安値)
・ポンドドル:1.2617ドル(8/14安値)
・ポンド円: 185.08円(日足一目均衡表・転換線)
・ZAR円:7.68円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)
ユーロ圏は、欧州中央銀行(ECB)の利上げにより、年末に向けてリセッション(景気後退)に陥る可能性が警戒されており、8月仏独欧の製造業・サービス業PMI速報値では、ネガティブサプライズに警戒しておきたい。特に、すでにリセッションに陥っているドイツのPMI速報値には要注目か。8月独製造業PMI速報値の予想は38.7、サービス部門PMI速報値の予想は51.5となっている。
ユーロドルのテクニカル分析では、1.1276ドルを頭とするヘッド・アンド・ショルダーの右肩を形成しつつあり、日足一目均衡表・雲の下限を下抜けて、攻防の分岐点でもある200日移動平均線1.0799ドルに迫っている。
8月仏独欧の製造業・サービス業PMI速報値がネガティブサプライズだった場合、200日移動平均線割れの可能性に警戒しておきたい。
8月英製造業PMI速報値の予想は45.0、サービス部門PMI速報値の予想は51.0となっている。先週発表された7月の英国小売売上高が予想を下回っていたことで、本日のPMI速報値も、金利上昇を受けたネガティブサプライズに警戒しておきたい。
南アフリカの7月の消費者物価指数(CPI)は前年比+5.0%と予想されており、6月の同比+5.4%からの低下が見込まれている。予想を下回った場合は、米・南アの金利差拡大からランド売りに繋がることで要警戒か。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0919ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:159.49円(8/22高値)
・ポンドドル:1.2831ドル(日足一目均衡表・基準線)
・ポンド円:186.77円(8/22高値)
・ZAR円:7.80円(8/22高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0799ドル(200日移動平均線)
・ユーロ円:157.66円(8/18安値)
・ポンドドル:1.2617ドル(8/14安値)
・ポンド円: 185.08円(日足一目均衡表・転換線)
・ZAR円:7.68円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)