株式明日の戦略-3日続伸で32000円台を回復、あすは半導体株に要注目
23日の日経平均は3日続伸。終値は153円高の32010円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1410/値下がり354。ダイキン、キーエンスなど値がさの一角が強い上昇。1:5の株式分割を発表したJR東海が人気化し、JR東日本など他の鉄道株にも期待買いが入った。足元で騰勢を強めているジーエヌアイが商いを伴って大幅に11日続伸。上方修正を発表した近鉄百貨店や、証券会社が目標株価を引き上げたノーリツ鋼機が急伸した。
一方、前日に買われた反動でレーザーテックや東京エレクトロンなど半導体株が軟調。保険金を水増し請求していると報じられたグッドスピードがストップ安比例配分となり、ネクステージやIDOMなど中古車関連が警戒売りに押された。株式の売り出しを発表した芝浦メカトロニクスや、新株予約権の発行を発表した安永が大幅安。プライム市場への区分変更を発表したM&A総研は、大幅高スタートとなったものの買いが続かず下落で終えた。
日経平均は3日続伸。寄り付きを安値に反転して高値圏で終了し、ローソク足では実体の長い陽線を形成した。終値(32010円)ではきっちり32000円を上回っており、先週までとは雰囲気が変わってきた。本日米国ではエヌビディアが決算発表を予定している。発表が引け後となるため、あすは同社の時間外の値動きに国内半導体株が大きく反応することになると思われる。
半導体株が買われるケースでは、全体も素直にその動きを好感する流れとなるだろう。一方、今週、日経平均が月火水と上昇し、きょうは32000円台にも乗せてきたことから、半導体株が売られるケースでもリスクオフにはならないと考える。半導体株以外の銘柄は、連れ安するようなら押し目買いが入る可能性が高い。ここにきて日本株の地合いが大きく改善しているだけに、エヌビディアの決算が半導体株の買い材料となり、日経平均も32000円を明確に突破して一段高となる展開に期待したい。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1410/値下がり354。ダイキン、キーエンスなど値がさの一角が強い上昇。1:5の株式分割を発表したJR東海が人気化し、JR東日本など他の鉄道株にも期待買いが入った。足元で騰勢を強めているジーエヌアイが商いを伴って大幅に11日続伸。上方修正を発表した近鉄百貨店や、証券会社が目標株価を引き上げたノーリツ鋼機が急伸した。
一方、前日に買われた反動でレーザーテックや東京エレクトロンなど半導体株が軟調。保険金を水増し請求していると報じられたグッドスピードがストップ安比例配分となり、ネクステージやIDOMなど中古車関連が警戒売りに押された。株式の売り出しを発表した芝浦メカトロニクスや、新株予約権の発行を発表した安永が大幅安。プライム市場への区分変更を発表したM&A総研は、大幅高スタートとなったものの買いが続かず下落で終えた。
日経平均は3日続伸。寄り付きを安値に反転して高値圏で終了し、ローソク足では実体の長い陽線を形成した。終値(32010円)ではきっちり32000円を上回っており、先週までとは雰囲気が変わってきた。本日米国ではエヌビディアが決算発表を予定している。発表が引け後となるため、あすは同社の時間外の値動きに国内半導体株が大きく反応することになると思われる。
半導体株が買われるケースでは、全体も素直にその動きを好感する流れとなるだろう。一方、今週、日経平均が月火水と上昇し、きょうは32000円台にも乗せてきたことから、半導体株が売られるケースでもリスクオフにはならないと考える。半導体株以外の銘柄は、連れ安するようなら押し目買いが入る可能性が高い。ここにきて日本株の地合いが大きく改善しているだけに、エヌビディアの決算が半導体株の買い材料となり、日経平均も32000円を明確に突破して一段高となる展開に期待したい。