欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 23日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。22時時点では145.47円と20時時点(145.45円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。20時30分過ぎに145.25円まで下落する場面があったが、その後は売りも一服。米10年債利回りが4.29%台まで低下幅を縮小したことに伴い、145.60円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0804ドルと20時時点(1.0807ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。本日安値圏でのもみ合いが続き、一時1.0803ドルまで下押す場面も見られた。欧州圏の8月購買担当者景気指数(PMI)速報値がサービス部門を中心にさえない結果となり、欧州圏の景気減速懸念がユーロ相場の重しとなった。

 ユーロ円は22時時点では157.17円と20時時点(157.19円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルと同じく安値圏で戻りの鈍い動きが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.25円 - 145.90円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:157.01円 - 158.37円

(岩間)
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