今日の株式見通し-堅調か 米国株は強くエヌビディアは時間外でも大幅高
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は184ドル高の34472ドルで取引を終えた。4.3%台で推移していた10年債利回りが4.2%を割り込む水準まで低下。これに加えてエヌビディアが決算発表を前に強く買われたことで、投資家のリスク選好ムードが高まった。3指数ともほぼ高値圏で終了。ナスダックが1.6%高と最も動きが良く、エヌビディアは3.2%高となった。エヌビディアに関しては、引け後に出てきた決算が良好であったことから、時間外でも大きく上昇している。米長期金利の低下を受けてドル円はドル安・円高に振れており、足元では144円80銭近辺と145円を割り込んでいる。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円高の31995円、ドル建てが35円高の32005円で取引を終えた。
米国株の上昇とエヌビディアの時間外の急伸を好感した買いが入ると予想する。金利低下や円安一服で買われづらくなる銘柄も少なくないことから、物色には濃淡がつくとみる。それでも、半導体株を中心にグロース株を見直す流れが強まることで、全体としてはポジティブな影響の方が大きくなるだろう。ジャクソンホール会合の直前で米国の10年債利回りが大きく低下したことは、グローバル株式市場にとって大きな安心材料となる。下値不安が一段と後退する中、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは31900円-32300円
米国株の上昇とエヌビディアの時間外の急伸を好感した買いが入ると予想する。金利低下や円安一服で買われづらくなる銘柄も少なくないことから、物色には濃淡がつくとみる。それでも、半導体株を中心にグロース株を見直す流れが強まることで、全体としてはポジティブな影響の方が大きくなるだろう。ジャクソンホール会合の直前で米国の10年債利回りが大きく低下したことは、グローバル株式市場にとって大きな安心材料となる。下値不安が一段と後退する中、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは31900円-32300円