今日の株式見通し=軟調か 金融株が弱く米国株は大幅安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は361ドル安の34946ドルで取引を終えた。フィッチが米国の銀行を格下げする可能性があると伝わったことで金融株が下落。中国不動産企業の経営不安から中国景気に対する懸念も日増しに強まる中、幅広い業種が売りに押された。ドル円は足元145円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて310円安の31940円、ドル建てが300円安の31950円で取引を終えた。
米国では7月小売売上高が市場予想を上回ったものの、ダウ平均は値幅を伴った下げとなった。格付け会社に関するニュースが売り材料となったことは、リスクオフムードを高める。日本株も米国株安を嫌気して、大きく水準を切り下げると予想する。CME225先物からは、寄り付きから32000円を割り込む展開も想定される。32000円割れでは何度も切り返しており、これより下を売り急ぐような動きは限られるとみるが、きのうの反発がそこまで強くはなかったこともあり、押し目買い意欲は高まりづらい。安く始まった後の戻りは緩慢となり、場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは31700円-32100円
米国では7月小売売上高が市場予想を上回ったものの、ダウ平均は値幅を伴った下げとなった。格付け会社に関するニュースが売り材料となったことは、リスクオフムードを高める。日本株も米国株安を嫌気して、大きく水準を切り下げると予想する。CME225先物からは、寄り付きから32000円を割り込む展開も想定される。32000円割れでは何度も切り返しており、これより下を売り急ぐような動きは限られるとみるが、きのうの反発がそこまで強くはなかったこともあり、押し目買い意欲は高まりづらい。安く始まった後の戻りは緩慢となり、場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは31700円-32100円