今日の株式見通し-堅調か パウエル議長講演を消化して米国株は上昇
東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は247ドル高の34346ドルで取引を終えた。ジャクソンホール会合ではパウエルFRB議長が講演で追加利上げの可能性を示唆。タカ派色の強い内容を受けて、マイナス圏に沈む場面があった。ただ、発言の中身は概ね想定線との見方が強まり押し目買いが入ると、中盤以降は上げ幅を拡大。高値圏で終了した。ドル円は足元146円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて230円高の31860円で取引を終えた。
パウエル議長の発言は株式市場にフレンドリーではなかったが、米国株は上昇した。日経平均は先週金曜にこれを警戒して600円以上下落しており、きょうは買い戻しが入ると予想する。米国の金融引き締め長期化に対する警戒が後退したわけではないため全戻しとまではいかないとみるが、週明けからギャップアップスタートとなれば投資家のセンチメント改善は期待できる。重要イベントを波乱なく通過した安心感から、場中も強い基調が続くと予想する。日経平均の予想レンジは31800円-32000円
パウエル議長の発言は株式市場にフレンドリーではなかったが、米国株は上昇した。日経平均は先週金曜にこれを警戒して600円以上下落しており、きょうは買い戻しが入ると予想する。米国の金融引き締め長期化に対する警戒が後退したわけではないため全戻しとまではいかないとみるが、週明けからギャップアップスタートとなれば投資家のセンチメント改善は期待できる。重要イベントを波乱なく通過した安心感から、場中も強い基調が続くと予想する。日経平均の予想レンジは31800円-32000円