ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し優勢

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し優勢。2時時点では146.09円と24時時点(145.84円)と比べて25銭程度のドル高水準。低調な米経済指標発表後に4.08%台まで低下していた米10年債利回りが4.11%台まで戻すと、ドル円も買い戻しが優勢となり146.10円台を一時回復した。

 ユーロ円は堅調。2時時点では159.61円と24時時点(159.38円)と比べて23銭程度のユーロ高水準。一時マイナス圏まで入ったダウ平均などが再びプラスに転じたことや、ドル円の買い戻しが入ったことでユーロ円は堅調推移。2時前には159.63円まで上値を広げ、2008年9月以来の高値を更新した。また、ポンド円は185.87円までじり高になった。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0926ドルと24時時点(1.0929ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下幅縮小によるユーロ売りが出ている反面、ユーロ円の買いが支えになりもみ合い。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.56円 - 146.54円
ユーロドル:1.0855ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.63円


(松井)
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